株式会社レティシアンが、まったく新しい地点から開発した、猫の栄養バランスを考えたキャットフードがモグニャンです。
レティシアンは、モグワンやカナガンといった、ドッグフードとキャットフードの専門販売店です。ジャガー、シンプリーも人気商品です。
ただ、会社のHPさえない、という変わった企業で、怪しい…という噂も一時期ありましたが。ぼくも愛猫家のひとりとしては、最初調べましたね。信用ならないものを、猫に与えることはできませんので。
でも、日本でもすっかり定着したプレミアム・キャットフードになりました。早く購入しておけばよかった、と思っています。
でも、購入したことのない方にとってみたら、本当に与えて大丈夫? って心配になりますよね。
お試しされたい方は、50g×2袋を100円で購入できます。最後のほうに、専門のURLがあるので、そこから公式サイトへどうぞ。
この記事では、モグニャンの成分について、解説していますので、参考にしてください。
もくじ
モグニャンキャットフードの成分
【モグニャンの原材料と成分表】
ほかのレティシアンが販売しているキャットフードと比べ、モグニャンは低脂肪で高タンパク質の白身魚(タラ)にこだわったところが特徴的です。白身魚だけで63%です。(全体の割合的には30%と低い~標準を実現しています。魚を原材料としているキャットフードの特質です。)
脂肪分は全体のタンパク質30%に対し、16%です。脂肪はエネルギーとなる成分ですので、低すぎるのも、問題です。肥満を気にする飼い主様もいらっしゃるんですけど。脂質も猫にとってとても大切な栄養素です。
もちろん過剰な塩分や脂肪分を摂りすぎると、病気になります。たとえば、世界的人気のネスレが生産販売しているピュリナワン・キャットフードと比べると、ピュリナワンの脂質は13%です。だいたいこの辺りが、平均値です。
人工の香料等を一切使っていないことも、モグニャンが市販のキャットフードと違う点でもあります。袋を開けたとたんに、ふわぁ、と独特な白身魚の香りがして、それはすぐにわかります。
保存料は、ミックストコフェロール(ビタミンE)を使用しており、着色料や人工調味料も一切使っていません。
猫が消化しづらい穀物を一切使用しないグレインフリー(穀物不使用)です。
モグニャンの主な原材料とマグネシウム
原材料について
原材料 | 内容 |
白身魚 | 低脂肪で高タンパク質。消化がよく、優れたタンパク質接種に優れた栄養素。 |
りんご | 体の調子を整えるペクチンのほか、クエン酸やリンゴ酸、ポリフェノールが豊富です。 |
かぼちゃ | カロテン、カリウム成分。 |
クランベリー | 体のバランス作用に効果的。 |
さつまいも | 食物繊維が豊富。腸の働きをよくし、毎日の快便をスッキリ! |
サーモンオイル | オメガ3とオメガ6が配合。愛猫の美しい毛並みのことも考えられたものです。 |
セイヨウタンポポ | 健康維持に優れた効果を発揮。 |
独特な成分配合なのがわかります。「手作りレシピで作られたキャットフード」というモグニャンのキャッチフレーズがあるように、栄養たっぷりですね。
マグネシウムの値について
気になるのは、ストルバイト(尿路結石)になる要因となるマグネシウムとリンの値です。
モグニャンのマグネシウム、リンの値は以下になります。
マグネシウム 0.12%
リン 0.53% |
AAFCO(米国飼料検査官協会)が定めているマグネシウムの基準
仔猫用:0.08%以上
成猫用:0.04%以上
「AAFCO」とは米国飼料検査官協会(Association of American Feed Control Official)の略称。AAFCOでは、ペットフードの栄養基準、ラベル表示などに関するガイドラインを設定しており、日本のペットフード公正取引協議会の規約でも、AAFCOの栄養基準を採用しています。AAFCOは基準を提示している機関であり、フードの検査を行ったり、認定や承認は行いません。
出典 https://www.royalcanin.co.jp/new/faq/?p=584
同じレティシアンから販売されているカナガンは、マグネシウムが0.09%、リンが0.08%と低い値です。
もし、この値に疑問を感じるのなら、モグニャンはよくないキャットフードということになりますが…
天然の原材料が豊富な高い栄養素の白身魚のたんぱく質を主体で作られたキャットフードでありながら、カロリーも抑えたバランスの良いフードなのはわかるけれども、腎臓病になってしまうか心配だ、という点が、いちばんモグニャン・キャットフードに関しては、懸念の材料かもしれません。
この点を、もう少し掘り下げてみましょう。
成分からキャットフードを考える
モグニャンを愛猫に与えてみたい飼い主様へ
実際の成分や原材料から見るに、モグニャン・キャットフードは生来食が細い猫には、とても適したキャットフードであることは、明らかだと思います。風味も豊かです。
猫は一度美味しいと思ったものを、何度も継続して食べたいと思う性格なので、そういう嗜好にお悩みの方は、一度モグニャンを試してみてもいいのじゃないかな、と思います。
猫は本来肉食ですが、日本猫をはじめ魚が好きな猫ちゃんは多いので、レティシアンのキャットフードでは、日本猫用に開発生産されたものじゃないのか? と思うようなフードにさえ見えるほどです。(実際モグニャンは日本企業が、イギリスのペットフード会社レティシアンと共同開発して生産されたキャットフードです。)
アレルギーや毛並みについて心配なさっている飼い主さんにも、おすすめです。ぼくの知り合いでも、フードをしっかり食べてくれるようになった、といった飼い主さんがいましたし、アレルギーの心配もなくなった、といっていました。
モグニャンを躊躇する飼い主様へ
マグネシウムについてですが、ストルバイト結石症になる要因は、マグネシウムそれ自体にあるのではありません。
経験的にいうと、ミネラルをしっかりと含むドライフードであれば、マグネシウムの値は、さほど気にする必要はありません。(モグニャンは、水分が全体の7%入っています。)問題は猫がしっかり尿をするかどうか、なんですね。そのような猫には尿酸を発生させないタンパク質の割合の低い魚主体のキャットフードのほうが、腎臓病になりにくいんです。
さらに、先ほどのオメガ3脂肪酸の成分を見てもらいたいです。オメガ3脂肪酸は、血圧を安定させる作用があります。
ストルバイトは、マグネシウムとリンだけではなく、カルシウム不足や、血圧も影響してできてしまうものです。血圧が安定すると、腎不全は起きにくいです。
それでもどうしてもマグネシウムの値がご心配ならば、同じレティシアンのキャットフードならば、カナガンをおすすめします。実際、子猫の時分にカナガンを与える飼い主様は多いですから。
カナガンの公式サイトを見てみる>> イギリス最高級のグレインフリーキャットフード『カナガン』

キャットフードについては、単にひとつの成分から、それを判断するのではなく、全体の成分と量を見て、愛猫に相応しいものなのかどうかを検討しましょう!
モグニャンは市販のお店では売っていません。
モグニャン 1袋 1.5kg(約1カ月分) 全猫種・全ライフステージ用
モグニャンを販売している株式会社レティシアンのキャットフードは、イギリスの生産工場から直輸入しています。少しでもフードを新鮮な形で、また、顧客に低コストで届けるためです。
- お客様の対応に、迅速、正確に、お答えすることが、大きな目的としてあります。
- レティシアンでは、ペット栄養管理士をはじめ、専門の知識を備えたスタッフが、顧客の質問に対応しています。不安、疑問、悩み、なんでも問い合わせれば、説明してくれます。
- 電話、メールで丁寧になんでも対応してくれます。
袋がジッパーで止められているところも、それまでのキャットフードの扱いと違った発想から作られていて、ポイントが高いです。風味が落ちません!
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◆ モグニャンは楽天では販売していません。Amazonでは、4,968円とかなり高額です。
評判について気になさる方は、下記で説明をしています。そもそも直販でしか販売されていないはずのキャットフードが、なぜほかのネットショップで売られているのでしょう…?
モグニャン・キャットフードについての詳しい解説は、下記の記事にあります。参照いただければ幸いです。