キャットフードと魚についての関係について、この記事では書いています。
フィッシュのドライフードをお求めの方には、オリジンのシックスフィッシュキャット(6フィッシュキャット)がおすすめです。
- チキンアレルギーである
- 肥満体質
- 肉より魚が好きな性格
愛猫に「お肉風味」よりも「お魚」のドライフードを与える飼い主の方の思いは、それぞれだと思います。
オリジンのシックスフィッシュは新鮮な生魚を原材料にした高級なプレミアムキャットフードです。猫と魚はどのような関係にあるのか? どのような観点から、フィッシュフードを選ぶべきなのでしょうか?
もくじ
フィッシュフードのたんぱく質について
たとえば、このオリジン・キャットフードの場合、ぜんぶで4種類あるのですが、「フィット&トリム」を除くほかの3種類の「レジオナルレッド」「キャット&キティ」「シックスキャット」のたんぱく質は、どれも40%です。
魚風味のシックスキャットはお肉のフードと変らないたんぱく質の量に、驚きませんか?
「あれ、お魚のフードって、たんぱく質が少ないんじゃない…?」
たんぱく質と考えると、お肉を想像する方が多いかもしれません。でも、実はお魚のほうが豊富なたんぱく質が入っているんです。
魚のたんぱく質の含有料
- ふかひれ 83.9g
- かつおぶし 77.1g
- たたみいわし 75.1g
- 煮干し 64.5g
- いわし 32.8g
肉のたんぱく質の含有料
- ビーフジャーキー 54.8g
- サラミ 25.4g
- くじら 24.1g
- 生ハム 24.0g
- 鴨 23.6g
お魚とお肉のたんぱく質が多くとれる食べ物のランキングです。
こうして比べてみると、たんぱく質を摂取するには、お魚を原材料にしたほうがよいことがわかります。お肉にはそれほどたんぱく質が豊富ではないともいえます。
ただ、猫は「お肉」を好む習性がありますから、お肉味のほうが人気だということなんですね。
猫はハンター
なぜ、お肉味のキャットフードを選ぶ猫、または飼主が多いのか…
猫は従来獲物狩りのハンターです。小動物を餌にして命を繋いできた、といわれています。
本来砂漠で生まれた猫の祖先のことを考えれば、お魚とは無縁の存在のはずなことも納得できます。
しかし、魚味が好きだ、という猫もいるのも事実です。また、原材料を魚にしたほうが豊富なたんぱく質を摂取できるので、たいていお魚味のドライフードも、ペットフード会社では、お肉の味といっしょに生産されます。
猫とお魚の関係
一方、猫は魚がいちばんの好物なのじゃないの? と誤解されている飼い主の方も多いかもしれません。
『サザエさん』などの漫画で、猫が魚屋の魚をくわえて、逃げていく場面が印象深いですが、日本は古来から魚を主食としましたし、猫にも魚を与えることが多かったので、そういう風習が根付いてしまったようです。
しかし、魚を好物とする猫は、実際はわずかごく少数です。多くは飼い主が、猫がお魚が好きだと思い込んで小さな頃からお刺身や焼き魚を与えてしまった習慣なんです。
お魚については、注意点があります。
お魚味のキャットフードを考える際にも、心得ておくことがあります。
猫にはお魚は与えないほうが無難
猫にお刺身や焼き魚を決して与えてはいけない、というわけではないのですが、それらのものはなるだけ与えないほうがよいです。
極端なことをいえば、猫には人間が食べるものは一切与えないことです。猫のドライフードとは、そのような観点で生産されています。
総合栄養食という言葉がありますが、そのドライフードとお水だけで、愛猫の栄養管理はOKなんです!
よけいなものは、なるべく与えないように心がけましょう。
生魚はけっこう危険
愛猫にお刺身を与えてしまう飼い主の方も多いかもしれません。たまにならよいのですが、過剰に与えるのはとても危険です。
たとえば、青魚には、不飽和脂肪酸がたくさん入っています。不飽和脂肪酸とは、血液をさらさらにして、コレステロールを低め、とても体によい成分ですが、これを過剰に摂りすぎると、猫は黄色脂肪症(おうしょくしぼうしょう)という症状を発症します。
黄色脂肪症
イエローファットとも呼ばれます。猫の脂肪が黄色くなる病気です。お腹に小さなしこりがあったり、お腹に触られることを嫌がっている猫を見た場合、黄色脂肪症の可能性があります。注意してください!
さらに、生魚を食べすぎる猫は、体に寄生虫が発生します。
猫は消化機能が非常に悪く、とてもデリケートな体質ですので、よいものを過剰に摂取しすぎるのも問題なのです。
飼い猫の2匹に1匹は動物病院に通院しているといわれています。いちばんの原因は偏食によるものだといわれます。
魚介類は絶対に与えてはNG
さらに、重要なポイントがあります。
魚介類も豊富なたんぱく質があるのですが、これは決して与えてはいけません。
それらは猫にとって重要なビタミンB1を分解する酵素やアミナーゼなどの成分を含んでいます。イカ、タコ、貝類は、猫にとって食べさせていけない代表的な食べ物です。
他に猫に与えてはいけないもの
ネギ類・チョコレート・生の卵白・生のお肉・はちみつ・牛乳
DHAとEPA
生魚などはよくないのに、では、なぜ魚風味のキャットフードは猫の栄養管理に優れているのでしょう?
理由は、豊富なたんぱく質が加工生産されるのと、もうひとつにDHAとEPAにあります。
DHAとEPAとは不飽和脂肪酸のことです。
この成分は、先ほど過剰に摂りすぎるとよくないものといいましたが、程よく摂らないと、猫の栄養管理が上手くできないのです。
猫はもちろん、人間も体内で作りだすことができないもので、直接食べ物から摂取する必要があります。
これを定期的に体内に摂りいれないと、細胞膜の構成成分が損なわれ、健康な体を維持することができません。
「お肉ばかり食べないで、お魚を食べなさい!」
そうよくいわれるのは、一つはカルシウムの含有料と、もう一つは、このDHAとEPAの成分に理由があります。
肉類を過剰に摂取すると、コレステロール値が上がり、悪玉菌が増えて、肥満や糖尿病の原因となります。そして、血液がドロドロになり、酸素が体内に上手に運ばれずに、心筋梗塞や脳梗塞、脳出血などの病気を発症させる原因とるわけです。
DHAとEPAはバランスよく!
先ほど、青魚には不飽和脂肪酸がたくさん入っている。けれども、与えすぎると病気になる、と書きました。
人間も猫もいっしょで、この不飽和脂肪酸をどうバランスよく摂取していくのかが、とても大切なんです。
オリジンのシックスフィッシュには、このDHAとEPAがバランスよく配合されています。
オリジン・キャットフード4種類のDHAとEPAの含有料を比べてみます。
DHA | EPA | |
---|---|---|
レジオナルレッド | 0.45%以上 | 0.25%以上 |
シックスキャット | 1.1%以上 | 0.65%以上 |
キャット&キティ | 0.2%以上 | 0.28%以上 |
フィット&トリム | 0.15%以上 | 0.15%以上 |
シックスフィッシュのみ、DHAとEPAの含有料が、3倍から10倍ほど多いことがわかります。
さらに、シックスフィッシュにはタウリンの量もまた多いのです。
タウリンとは、体内で活性化する20種類があるといわれるたんぱく質の重要成分の1つです。これはDHA、EPAと違って、人は体内で作りだすことができるのですが、猫は作りだすことができません。食べ物から摂取するしかありません。
これも、オリジンキャットフードの中では、シックスフィッシュのみが、0.3%以上はいっています。ほかの3種類は、すべて0.2%の表示なんです。
「…DHAやEPAが多いのまたよくないんじゃないのかな?」
そう心配される飼い主の方もいらっしゃると思います。
しかし、シックスフィッシュと相性のいい猫の特徴が、ここからはっきりわかってくるものがあるんですね。
シックスフィッシュの原材料と成分
オリジン・シックスフィッシュ プレミアムドライフード(グレインフリー)
406.0Kcal/100g
340g 1.8kg 5.45kg
オリジン・シックスフィッシュ・キャットフードの主な原材料は、サバ、ニシン、アブラカレイ、レッドフィッシュ、モンクフィッシュ、シルバーヘイクの6つです。すべてニューイングランドの沖合で捕れた新鮮な天然魚です。
この6つが入っているので、名前が「シックスフィッシュ=6フィッシュ」といいます。
ほかにも、ニシンやタラの文字も原材料からうかがえます。野菜や果物なども豊富に入っています。
シックス・フィッシュ原材料名:新鮮丸ごと大西洋サバ、新鮮丸ごと大西洋ニシン、新鮮丸ごと大西洋カレイ、新鮮丸ごとアカディアンレッドフィッシュ、新鮮大西洋アンコウ、新鮮丸ごとシルバーヘイク、 乾燥丸ごとサバ、乾燥丸ごとニシン、乾燥 アオギス、ニシン油、丸ごとグリーンピース、丸ごとシロインゲン豆、丸ごと赤レンズ豆、乾燥 スケトウダラ、乾燥 アラスカポロック、 ヒマワリ油、丸ごとピント豆、丸ごとヒヨコ豆、天然魚風味、丸ごとグリーンレンズ豆、丸ごとイエローピース、ベニバナ油、レンズ豆繊維、フリーズドライ タラレバー、新鮮丸ごとカボチャ、 新鮮丸ごとバターナッツスクワッシュ、新鮮ケール、新鮮ホウレン草、新鮮カラシ菜、新鮮コラードグリーン、新鮮カブラ菜、新鮮丸ごとニンジン、新鮮丸ごとリンゴ、新鮮丸ごと梨、 乾燥ケルプ、カボチャの種、ヒマワリの種、塩化コリン、亜鉛タンパク化合物、ミックストコフェロール(天然酸化防止剤)、銅タンパク化合物、チコリー根、ターメリック、 サルサ根、アルテア根、ローズヒップ、ジュニパーベリー、乾燥 ラクトバチルスアシドフィルス菌発酵生成物、乾燥 プロバイオティクス発酵生成物、乾燥 ラクトバチルスカゼイ発酵生成物 |
粗たんぱく質 | 40% 以上 |
粗脂肪 | 20% 以上 |
粗繊維 | 3% 以下 |
水分 | 10% 以下 |
カルシウム | 1.5% 以上 |
リン | 1.3% 以上 |
マグネシウム | 0.1% 以下 |
タウリン | 0.3% 以上 |
オメガ6脂肪酸 | 2.5% 以上 |
オメガ3脂肪酸 | 2.1% 以上 |
DHA | 1.1% 以上 |
EPA | 0.65% 以上 |
オリジン・シックスフィッシュの特徴
シックスフィッシュは、小粒で、平らな形状のドライフードで、食感は柔らかく、しっとりしていますが、安価なドライフードにありがちなベトベト感はないです。
個人的に、オリジンの4種類の中では、もっとも食べやすいドライフードだと思います。
実はぼくが個人的にオリジンで最もおすすめするキャットフードが、このシックスフィッシュなんです。
理由は、以下の2つです。
- お肉以上に豊富なたんぱく質が摂れる
- DHA・EPAの比率が高い
オリジン・シックスキャットはどんな猫に向いているの?
- お肉味を食べて肥満になってしまっている猫
- 小食やシニアの猫
オリジン・キャットフードのレジオナルレッドは、肥満になってしまう猫に向いている、と当記事で書いていますが、カロリーバランスがほどよく配合されているビーフやカモなどのお肉タイプでも肥満になってしまう猫ちゃんには、お魚タイプのフードがよいです。
さらに、小食やシニアの猫ちゃんにも向いていることがわかります。お魚のフードはお肉よりも充実したたんぱく質や不和脂肪酸がたっぷり入っていますから、少量の餌でもエネルギーとすることができる、というわけです。
キャットフードというのは、総合栄養症であり、バランスの摂れた配合がなされています。栄養過多になることはありません。どんな猫に向いているのか? がポイントなので、栄養管理が上手くできていない猫ちゃんには、魚味は向いています!
もちろん、元来魚味のキャットフードが好き、という猫ちゃんにも相性がよいです!
まとめ
猫のキャットフードを選ぶとき、なんとなく気分的に「チキン味」を選んでしまっている飼い主の方は多いのじゃないでしょうか?
愛猫の性格や、体調管理を考えて、「魚味」を一度トライしてみるのもよいのじゃないかな、と思いますよ。
「へー、魚味って、そんなに栄養がいいんだ。知らなかった。」
当記事で、そう思っていただけたのなら、幸いです。
オリジンのシックスフィッシュはまさにそんな「魚味」の良さを十分にひきたてた優れたキャットフードです。
当サイトでは、オリジンキャットフード全4種類について、すべてレビューしています。
オリジン シックス・フィッシュ
406.0Kcal/100g
340g 1,350円
1.8kg 6,300円
5.45kg 15,000円 (全税抜価格、送料別)
オリジン・キャットフードを購入の際は、公式サイトでお求めになられることをおすすめします。転売業者や並行輸入の商品で御買いになられることは、衛生管理上あまりおすすめできません。
今なら、オリジンの公式サイトでは、全額返金キャンペーンも実施中です!
当記事が、飼い主の方のキャットフード選びのわずかな参考になれば、幸いです。心から愛猫とのハッピーライフを願っています!
オリジン・ジャパンの公式サイトは、こちらから。