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【シンプリー・キャットフード】販売店掲載の飼主の声からわかること

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ペットフード発祥の地であるイギリスの株式会社レティシアンが販売しているドライフードのシンプリー・キャットフード

海外製のキャットフードといえば、イギリスとドイツです。多くの優秀なプレミアムフードを作っています。

レティシアンは、カナガン、モグニャン、ジャガーなど、ほかにもフードを生産していまして、日本でも人気です。

シンプリーがほかのキャットフードと違うのは、栄養素や成分ですが、公式サイトに購買者の口コミが掲載されているのが、ほかのレティシアンのフードとなにより異質な点です。サポートも充実しています。

リアルタイム速報表示で「お客様のお声」が届いて、どなたでも見られるようになっているんです。

それらの口コミを見ていると、わかってくるものがあります。

気になる点も出てきます。

うちの愛猫には相応しいのかな…? シンプリーを一刀両断してみました。キャットフード選びの参考になったら、幸いです。




「愛猫には長生きしてほしい…!」という飼い主が
注目しているキャットフードとは?!
詳しくはコチラ

 

キャットフード選びで大事なこと

原材料、成分表を確認することは、キャットフード選びの前提です。飼い主様はフードを選ぶときに、なによりもまず原材料、成分表を見るべきです。自分の猫ちゃんに合ったフード選びをしましょう。

シンプリーの公式サイトには、しっかりこう記載がされています。

 

シンプリー・キャットフードの原材料と成分表

実際に、シンプリーの原材料、成分表を見てみましょう。

シンプリー原材料:骨抜き生サーモン(31%)、サツマイモ、乾燥ニシン(12%)、乾燥サーモン(11%)、ジャガイモ、サーモンオイル(8.1%)、乾燥白身魚(6.5%)、生マス(4.65%)、サーモンスープ(2.3%)、ミネラル類(硫酸亜鉛一水和物、硫酸第一鉄水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(II)五水和物、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE)、アルファルファ、クランベリー、タウリン、マンナンオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、海藻、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、アニスの実、コロハ
シンプリー成分表:粗タンパク質37.00%、脂質20.0%、粗繊維1.50%、粗灰分9.50%、水分7.00%、オメガ6脂肪酸1.33%、オメガ3脂肪酸3.89%、カルシウム1.89%、リン1.32%、カリウム0.59%、マグネシウム0.13%、ナトリウム1.0%、エネルギー(100gあたり)約380kcal

ここからわかってくるものがあります。

 

成分表・原材料からわかること

シンプリー・キャットフードは、たんぱく質の配合率が、37%とけっこう高めです。サーモンを主体にしているところから、高カロリーではありません。サーモンオイル、脂肪酸に含まれる成分よって血圧を下げる働きがあります。脂質は標準値です。繊維質は、少し足りないかもしれません。マグネシウム、リンは多めです。

即座に、原材料からわかるのは、グレインフリー(穀物不使用)であり、サーモン・ニシン・マスなどの主に魚系で統一された、栄養バランスの摂れたキャットフードであることでしょう。

尿路結石、毛玉のトラブルにも配慮しています。クランベリーに入っているキナ酸がph値を安定させます。オリゴ糖は食物繊維が豊富なので、排せつをスムーズにします。

愛猫には長い生きしてもらいたい、と思う飼い主さんに、シンプリーは適しているということがわかりますね。

原材料や成分をもっと深く掘り下げましょう

もう少し掘り下げてみましょう。

たとえば脂質は20%で標準なのですが、肥満の猫には向いてないことはありませんけれども、もっと相応しいフードがあるのじゃないかな、と思いませんか?

一方、魚主体なので、うちのは肉派だから…と思われる飼い主の方は、一度考えられたほうがよいこともわかります。脂分の多いサーモンは、ほとんど肉といってよい食材です。生魚が苦手な外国の方もサーモンだけは生で食べるわけです。だから、肉派の猫ちゃんにも大丈夫じゃないかな、というふうに理解することができます。

ヘアボールコントロール、尿路結石にも配慮したフードだと書きましたが、これは、細かく見るならば、ちょっと待った、ですね。

便通に関しては、オリゴ糖が多く入っているため効果は期待できます。けれども、よく吐いてしまう猫ちゃん、それがヘアボールコントロールが影響にある場合、にはあまり適したフードではないかもしれません。理由は、繊維配合がそれほど高くないからです。

さらに、マグネシウム、リンの値ですが、これが高いことは、明確です。ほかの成分によって予防の対策はとられています。しかし、はっきりわかるのは、すでにストルバイト結石症(腎臓病)になってしまっている猫ちゃんには、向いていないキャットフードだということです。

シンプリー・キャットフードは、発育を過ぎたあたりから与えるのに相応しいフード、というのが、原材料・成分表からわかりますから、それがたぶんぼくをはじめ、多くの方の意見だと思います。

公式サイトを見てみる>> シンプリーキャットフード

 

口コミ

シンプリーの公式サイトの口コミを見てみましょう。さらに、ここから、キャットフード選びの重要なポイントなんじゃないのかな、と思う箇所が出てくるんです。

飼い主様A
食が細くなってきたため、元気に、長生きしてほしいから、シンプリーキャットフードに変えました。
飼い主様B
獣医師の勧めで、その子にはフィッシュベースのキャットフードがよい、とのことでしたので、サーモンベースのシンプリー・キャットフードを選びました。
飼い主様C
犬も飼っていたのですが、亡くしてしまって…フードについてこのままでいいのか、という疑念が湧いてきました。それで猫には長生きしてもらいたくて、猫には評判のいいシンプリー・キャットフードを買うことにしました。
飼い主様D
うちの猫もそろそろシニアに移行する時期で、キャットフードを変えなきゃな、と考えました。それで成分等を見て、間違いない、と思い、シンプリーに決めました。
飼い主様E
飼っていた猫が病気になってしまったので、健康によさそうなのでシンプリーを購入することにしました。

 

口コミからわかってくるもの

 

飼主の方たちが、自分の猫の資質を理解し、原材料や成分をしっかり見て、シンプリー・キャットフードを選ばれていることがわかります。本当に猫ちゃんの健康を気遣ってキャットフード選びをしていらっしゃる、ということも、たった一行の口コミからでもわかってきます。

ただ、個人的には、ひとつ気になるものがあります。

 

病気の猫には相応しいフード選びをしましょう

病気になった猫がいるためシンプリー・キャットフードがよさそうだと思ったから買った、というお声があります。

飼主の方の愛猫がどのような病気なのか、猫の年齢や種類や、なにより病気の種類、進行具合が書かれていないので、判断できませんが、病気の猫ちゃんにはプレミアムフードは意味がありません。

 

病気の猫に栄養のあるフード選びをしていませんか?

うちの猫が病気になってしまった、となると、多くの方は、これまでとは違うフードを考えることになるでしょう。

たいてい日本の場合、獣医の先生のところに行くと、ロイヤルカナンをはじめ、国産の療法食系のフードをすすめられますが、それらを与えてください。

飼い主様がここで戸惑ってしまうのは、きっと国産の安価のキャットフードに入っている添加物や人工の着色料についてでしょう。たとえば、ロイヤルカナンなどには、それらのものが、ぎっしり入っています。

でも、これは人といっしょだと考えたらわかりやすいのじゃないでしょうか?

 

健康な猫と病気の猫は違う

病気になったら、甘いものを食べたくなったりしますよね。なにも食べないより、なにかを食べたほうがいいわけです。とにかくなんでもいい、食欲が湧く、ということは、病気の際に大切なことです。添加物については、そのあとに考えるべきことです。

つまり、体に悪いものが入っていても、食べてくれるものなら、猫ちゃんにはそのほうがぜんぜん健康回復にはよいのです。

猫が病気になった場合、栄養分の高いフードを買い与えるのは、逆効果です。病気が快復したあと、療法食のフードから、栄養分の高いフードに切り替えていくのがよいです。

栄養が高い=健康管理を維持する、は正しい。

けれども、

栄養が高い=病気が回復する、は間違いです。

 

キャットフード選びで確認すべき点

キャットフード選びで大事な点は…

* 小麦等が主成分でつくられてあるものは危険

* ミール、パウダーなど書かれてあるものは危険

* 人工的な添加物でつくられてあるものは危険

* 合成の着色料や香料が含まれているものは危険

これらの成分を、キャットフード選びの際はしっかり確認しましょう。

猫は高タンパク質を必要とする生き物です。消化もスムーズではありませんから、安価のキャットフードでは、健康を害する大量の穀物が使用されているため、それらも控えたほうがよいです。食欲をそそらせるために、ふんだんに添加物や人工香料を使ったものが多いです。

 

病気になってからではもう遅い

国産であるならば、一般的認知度は低いですが、日本のみのりワンフードクターズケアなど、もっと健康に配慮したフードがあります。

当サイトでも、ねこはぐねこひかりなどのキャットフードの記事も書いています。実際に、よいキャットフードだと思います。

さらに、重要なのは…

キャットフード選びの際、多くの方が購入しているから安心、という意識はやめましょう。

国産(実際には日本では作られていなかったりしますが…)の商品で人気の高いドライタイプのキャットフードは、ロイヤルカナン、ナチュラルチョイス、国産でないものなら、ピュリナワン、アイムスあたりだと思いますが、実際にぼくもこれらのキャットフードの中で愛猫に与えているものもあるんですが…。

離乳した子猫や、これから食べ盛りの発育期の猫だったり、成長期、あるいは内臓が弱ってくる老猫だったりするなら、家禽ミール(なんの肉かわからないミート)や、猫のアレルギーとなる小麦や、消化に悪いとされる穀物などを使っていないキャットフードを与えることをおすすめします。

なぜなら、猫が病気になってからでは、もう手遅れだからです。

 

子猫のうちからキャットフード選びは大切に

愛猫の死に立ち会った飼い主さんは、理解できると思います。猫の体は驚くほど弱く、病気になって、あっというまに死んでしまいます。

人の場合は、カップラーメンやジャンクフードなど、いくらか年をとってくると、それらをあまり受け付けなくなります。体がそのような健康を害するものを、自然と受け付けなくする防衛本能があるんです。

一方、猫は非常に警戒心の強い生き物で、新しいものを危険視し、小さい頃に与えたキャットフードを大人になっても食べ続けたがります。

子猫のうちから健康を害さないキャットフードを与えるようにしておくと、安心です。

キャットフード選びを怠らずに、いろいろ試行錯誤していると、選択力もついてきます。

 

シンプリーにはサポートセンターがあります

イギリスの株式会社レティシアンは直売の通販でしか、キャットフードの取り扱いをしていません。Amazonなどでも売られていますが、直販店以外のネットショップで買うのは危険です。

多くのプレミアムフードは、袋ごとすべてに製品番号がふられていて、安全管理がしっかりしており、購入者のサポートも充実しています。通販でしか扱わないのは、品質管理に万全を期しているためです。

「シンプリー、ちょっとうちの猫にどうかな…?」

と思われる飼い主様は、

まず公式サイトで、「読者の声」に目を通してみることを、おすすめします。そして、成分と原材料を見てください。どんなキャットフードかがわかると思います。

自分の猫に本当に相応しいのか? と迷われる方は、栄養管理士さんがこたえてくれますので、問い合わせてみるのがよいのじゃないでしょうか。




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