猫の水分補給として、水素水がよいことは、すでに一般的になりました。与えられている飼い主さんの方も多いと思います。今回はペット飲み水について、腎不全と水素水の効果について解説します。
もくじ
愛猫が水を飲まない、また、やけに水を飲んだりしていませんか?
猫は本来砂漠育ちで、尿を体内にため込む性質があるため、あまり尿をしない動物だといわれています。
そのことが原因で、ストルバイト結石症という腎臓病になります。尿を排泄しないことから、それが固まって、さらに尿がでなくなっていく、という病気です。雄猫に多くみられます。
逆に、尿をたくさんしてしまう猫がいます。シュウ酸カルシウム結石症の症状が出ます。こちらはストルバイト結石症と違って、尿を排出しすぎてしまう腎臓病です。本来は蓄えなければならない栄養分が、すべて尿になって排出してしまうのです。老猫に多い症状です。
どちらも対策が必要になります。
水道水ではダメなの?
愛猫に水道水を与えている飼い主様も多いかな、と思います。
ぼくが最初に猫を飼ったのは、25年前のことです。もっぱら水道水を与えていました。水を購入することが一般的になった頃でしたが、与えませんでした。ペット用の水も販売されはじめていましたけれど。
担当の獣医師さんがおっしゃられるに、「特別な水は与える必要がない」とのことでしたし。人間と動物は内臓の働きが違います。猫は人間と違って腎臓が弱いため、偏った水分補給をすると、逆に栄養バランスをくずして病気になってしまう、といわれました。
25年猫を飼ってきて、辿り着いた結論は、猫に与える水として最適なのは、やはり、水道水、なんです。
実際、日本の水道水は、危険性はないレベルです。硬度が低い軟水で、尿路結石になりにくいものです。塩素もバランスよく、腐敗の速度も遅いです。大事なのは、水を毎日変えて、新鮮な飲み水を与えることです。
まず、病気を心配されるかたは、フードから考えてみることをおすすめします。
猫を飼いはじめたばかりのかたは、キャットフードについて、成分や、我が家の猫と相性がいいのか、を考えてみてください。
人間用、とりわけ外国産のミネラルウォーターは与えないでください。猫には軟水が適しています。与える場合は、ミネラルウォーターの成分をよく見てから、与えてください。
ぼくの愛猫は、水道水を飲みつづけ、20年の長寿をまっとうしました。ずっと健康でしたし、毛ヅヤもよかったですよ。
まったく健康を害していない猫ちゃんには、ふだん与えるのは水道水で問題ない、と思います。犬猫はとても嗅覚が発達した生き物です。水道水に不純物が混じっているのなら、自分でそれを飲まないはずです。
ただ、腎不全、尿路結石、便秘、口内炎、毛ヅヤなど、すでに愛猫のトラブルに悩まれている飼い主さんは、飲み水についても考える必要が出てきます。
猫に水分をとらせるには、どうしたらよいの?
そういった猫ちゃんには、ウェットフードを与えて、キャットフードから水分補給をさせることが、まず大切です。実は猫の多くの病気の原因は、ミネラル不足から起こっています。マグネシウムの成分やグレインフリー(穀物不使用)は、その次に考えるべきことです。人間よりも内臓器官が弱いため、病気になりがちです。
尿路結石を心配される猫ちゃんには、ミネラル分を取り除いた純水を与えてあげる必要が出てきます。
ただ、水をたっぷり飲んでいる猫ちゃんには、とくべつな水を与える必要はないです。水を日頃飲んでいるのに尿路結石になってしまうケースの多くは、水ではなく、キャットフードに問題があります。両方ともに、改善していく必要がある、ということになります。
尿をしない猫ちゃんは、どうしたらいい?
たんぱく質が豊富なキャットフードを与えてください。グレインフリータイプ(穀物不使用)がよいです。
たんぱく質が豊富な、天然素材を原材料にしたフードには、塩分がたくさん含まれています。塩分は排尿を促す働きがあります。
毎日体重をはかって、変化がないかを見てあげてください。抱っこして一度いっしょの体重を量り、自分の体重分を引けば、猫ちゃんの体重はすぐに知ることができます。
水道水を飲まない猫ちゃんで、水道水に含まれる塩素の匂いがダメで、飲まないケースがあります。
一度沸騰させて、塩素水の匂いを取り除いてから、与えてみてください。
「フードでもやはりダメ…」という場合は、ほかの方法も考えてみなければなりません。
尿をしすぎてしまう猫はどうしたらいい?
10歳辺りを超えてくると、愛猫の内臓の働きは弱まっていきます。小さい猫でも、目ヤニや口内炎や便秘や、病気がちの猫ちゃんもいますので、腎臓の働きが衰えていないか、確認する必要があります。
尿をしすぎてしまう猫ちゃんは、ビタミンB6、ビタミンDの入ったキャットフードを選んでください。成分では「灰分」と記されている部分です。ミネラルを豊富に与える必要があります。
それでも症状が改善しない場合は、やはり別の対策を考える必要があります。水道水と同時に、水素水を与えてあげることです。
猫の死因の一位は腎不全
猫はまず腎臓から弱っていききます。尿路結石になる猫ちゃんが多いです。
水素水がなぜこれだけ健康によい、といわれているのか? ということを、簡単に説明します。
わたしたちの体は約60億個の細胞からなりたっています。
そのミトコンドリアこそが、わたしたちの人間の体の活動の源です。食事から得た栄養素と、呼吸から得た酸素を結合させて、エネルギーを作りだしています。
そのとき酸素と反応した悪玉活性酸素が発生してしまい、これが健康を害する要因のひとつとなってしまいます。怖いのは、老化の促進です。悪玉活性酸素は、ミトコンドリアそのものの活動を、破壊していきます。
水素が注目される理由は、その悪玉活性酸素を除去する作用があるからです。水素水は体内に入れることで、活性水素が作られます。これが活性酸素を取り除いてくれます。
猫の内臓は、人間よりずっと弱いです。腎不全を心配される飼い主の方は、水素水を与えてみればよい、と思います。
水素水がよいところ
無臭、無色、味もしないため、違和感なく猫が飲んでくれます。人間が飲んでも害はありません。そもそも人間のアンチエイジングの効能のひとつとして、大きく注目されたものです。健康だけではなく、美容にもよい、のです。
飲まない猫ちゃんには、いくつか方法があります。試してみてください。
ふだん好きな餌のゆで汁を混ぜてみてください。配置は、餌のすぐ隣においておくのが、ベストポジションです。
一度ぼくの愛猫が病気になってしまったとき、いっしょうけんめいお水の容器までいくのですが、どうしても飲んでくれなくなりました。餌も食べなくなりましたが、猫自身、ミネラルがいのちをつなぐ大切なものだということをわかっていたんでしょうね。
どうしても飲んでくれない場合は、シリンジで与えます。飲んでくれるようなら、病気の猫ちゃんでも改善の余地はありますので、大丈夫ですよ!
アルミパウチ型の水素水をおすすめする理由
水素水というのは開封すると、酸素に交じって、気圧の低いところへ逃げてしまうので、水素がかなり減ってしまいます。ただし、ペットボトルの水素水など、開封して放置すると、まったくなくなってしまうわけではないので、それほど心配する必要はないのですが…。
でも、どうせ水素水を買うなら、たくさんとれるタイプのほうが便利だといえます。
アルミパウチ型なら、開封後すぐに飲めますし、残りは、その後、空気に触れることなく、真空を維持でき、キャップを閉めて保管ができます。
試用期間ですが、三ヶ月ほど与えてみてください。
ぼくはペット用の浄水器で、お水とアルミパウチ型の水素水を与えていますが、これは震災時を、考えてのことです。
それまで飲んでいた水が変わると、猫は危険を感じて飲んでくれない場合があります。
ふだんから、アルミパウチ型で、少しずつ飲ませるようにしています。ポケットに入れて持ち運ぶこともできますから、もしも、のことを考えても、これが理想的だという結論に落ち着きました。
ペットの贅沢水素水
ペットの贅沢水素水はミネラル0の高濃度水素水です。アルミパウチ型なので、水素を密閉し、持ち運ぶこともできます。日に数回分けて、猫ちゃんに与えてあげてみてください。
1本が220ミリリットルで、1日分の愛猫の水分補給を維持してくれます。
公式サイトは、こちら。
>>ペットの贅沢水素水<<
すべての愛猫たちのために。